成長したい！という就活生が、企業を選ぶ際に必ず持つべき視点 - 採用担当人事の就職活動について考えるブログ

今回は、

誰よりも成長したい！

将来は起業するから、それまでに力を着けたい！

という就活生に対して、企業を選ぶ際に、絶対に持っておくべき視点を解説します。

就活生との個人面談を受けている中で、

「成長したいから、ベンチャー企業を志望します！」

「裁量権を多く与えて欲しいので、ベンチャー企業に行きたいです！」

という話をよく聞きます。

「成長したい」という考えを持つことは素晴らしいと思います。

ただ、成長（もしくは起業など）＝ベンチャー企業への就職、という考えを持つのは、あまりにも危険すぎる発想です。

実際に、ベンチャー企業から起業している人もいますが、総合商社など大企業出身で起業している人も多くいます。

それでは、

「成長したい！という就活生が企業を選ぶ際に持つべき視点」について、解説します。

大学生の現時点で、

「社会人になってからやりたいことが明確にある！」という学生は少ないでしょう。

それは全く問題ありません。

就活が始まって、様々な企業の説明会を受けて社会人に会う中で、目に付く仕事が全て興味深く感じる人は多いと思います。

今までは、知らなかったから、興味が無かっただけであり、知ってみると楽しそう！と考えるようになるのはごくごく自然なことです。

つまり、社会人になってビジネスに関して様々な知識が増えることで、

興味あること、やりたいことが変わる（見つかる）人は多いのです。

それでは本題である、

「成長したい！という就活生がどのように企業を選ぶのか？」に戻りましょう。

企業を見るべき視点は、

「いま現在、企業がどのような状態にあるか」ではありません。

先程の説明の通り、いまあなたが企業に対して求めている条件が、入社３年後・５年後・更には１０年後に同じであるという保証はどこにもないのです。

むしろ変わってしまう人の方が多いでしょう。

企業を見るべき正しい視点は、

年次・性別・学歴など、理不尽な要因によって、意見が届かなかったり、成果を出した際に、それが反映されない環境ではないか？経営陣のワンマンではなく、現在の環境に満足せず、社員からの挑戦を受け入れ、変化を恐れない環境があるかどうか？

このような条件が揃っていれば、後はあなたのやる気次第です。

そして、このような環境が揃っているのなら、会社の規模は全く関係ありません。

ただ、ベンチャー企業の方が、社長や社員が若く、このような環境が揃っている可能性が高い、というだけなのです。

”ベンチャー企業＝成長”と、考えてしまっている就活生は気をつけて下さい。

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