コンピテンシー面接を知っていますか?企業が面接で深掘りをする理由
面接を経験したことがある人ならば、
「なぜそのように行動したのですか?」
「なぜそう思ったのですか?」
「なぜ?なぜ?なぜ?・・・・・・・・」
このように、学生時代に頑張ったことに関して、
ひたすら自分の行動を深掘りされたことがあると思います。
企業はなぜ、このように深掘りをしてくるかわかりますか?
今回は、その理由について解説していきたいと思います。
こちらの記事で解説した通り、
【学生時代頑張ったこと】は、必ずしも大きな成果を残した事や、成功したものである必要はありません。
企業が求めている学生は、
入社後に自社に利益をもたらしてくれる人材です。
そのため、
この学生は優秀な学生なのだろうか?(入社後に利益をもたらすか?)
という視点によって、面接は進められていきます。
そして、今回のタイトルである、”コンピテンシー面接”
これこそが、学生が優秀であるかどうかを判断するのに最適な面接なのです。
コンピテンシー面接とは何か?
まずは、その説明から入りましょう。
コンピテンシーとは、
高い成果を出す人に共通して見られる行動特性のことです。
企業では、高い成果を出している人材を分析して、どのような思考・行動がその成果に結びついているのか?ということを明らかにし、社員の質を上げようとしています。
要は、学生時代頑張ったことを深掘りするのは、
学生が最も注力して取り組んだことに対して、高い成果を出すための行動特性(=コンピテンシー)に沿っているかどうか?というのを判断するためなのです。
つまり、企業が見ているのは、
どのような成果を出したのか?何に取り組んだのか?だけでなく、
どのような思考を基にその行動を取ったのか?という点です。
そのため、高い成果を残していても、その思考・行動が適切なものではないのなら、
「入社後に高い成果を出すことは期待できないな」と考えらえてしまいます。
逆に言えば、取り組んだこと自体のレベルは低いと思う人は、
その思考・行動が優れているものだ!と見せるように表現しましょう。
企業は、その成果は偶然ではないのか?という視点で見ています。
偶然成功したものであるなら、幾ら高い成果を残していても意味がありません。
そのため、成果を残したのは偶然ではない!ということを説明する必要があります。
つまり、あなたが見せるべきものは、”再現性”です。
どのような質問をされたとしても、その行動には確固たる理由があり、結果はまぐれではない!ということをアピールするようになりましょう。
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